4月になりました。
今日のランチは京都市左京区岡崎の「ChinaKitchen餃子王」さんにお邪魔しました。
場所はコチラ
京阪神宮丸太町駅の少し南から岡崎疎水沿いに東に10分足らず、東大路通を北に上りすぐのところにあります。「餃子王」の看板があるので、全く迷いません。
このお店、某有名中華料理チェーン店とは関係ありません。「将」がないでしょ?
実はこのお店、中国ご出身の王(ワン)さんのお店なのです。
『餃子王に!!!俺はなるっ!!!!』という意気込みも込められているそうです。http://www.omisejiman.net/china-kitchen/
小じんまりした店内。カウンターが8席程度、あと個室もあるようですが、よくわかりませんでした。
お店は王さんご夫妻(多分)のお二人で切り盛りされてます。実はこの王さん、まだ日本語があまり得意ではないようです。お二人は中国語でやり取りしながら、調理をすすめていきます。
なので、オーダーは伝票にお客さんがメニューの番号と数を記入してお願いする方式です。
メニュー番号はカウンター奥の壁にカードがぶら下がっています。上の店内写真にも写ってますね。あれを見て、食べたい料理の番号を書けばよいのです。カンタンですね。
「餃子王」なので当然ですが、餃子がメインのお店です。ただ、日本の中華料理店(特に某大手チェーン)では「餃子といえば焼き餃子」なのですが、こちらは水餃子がメインです。焼き餃子も1種類ありますが、水餃子は5種類ほどバリエーションがあります。中国では「餃子といえば水餃子」なのだそうです。
餃子以外ではタンメンやチャーハン、ザーサイもありました。
で、とりえあえずビールをお願いしました。お昼に餃子とビール、幸せ実感です。グラスはキレイに磨かれていました。
さて、いよいよ餃子をいただきます。我々がお願いしたのは、まず焼き餃子。「餃子の王○」に調教されたので、どうしても頼んでしまいますね。
しっかり焼き目がついた焼き餃子です。いただきま〜す!
おや、油っこくない。なんかやさしい。皮がモチッとして美味しい。
「餃子の王○」は、皮は包んでるだけで具の濃厚さが主役な感じですが、「餃子王」さんのは皮と具、どちらも美味しい。いいバランスなんですよ。
柚子の香りが口一杯に広がります。さっぱりしてて絶品ですね。皮はプルプルのモッチリです。
昔、宇都宮(餃子のメッカ)で水餃子を食べたことがあるのですが、もうひとつピンと来なかったのです。
でも「餃子王」さんの水餃子は、本当に美味しい。「これがホンマの水餃子やったんや!」と思いましたね。
素材の野菜にこだわってるらしく、滋賀県のいいものを使っておられるそうです。
やっぱり美味しいのです。とにかくさっぱりしていて、それでいてちゃんといい味がついてる。
水菜入りの水餃子なんて日本ではあまり見かけないと思いますが、どこかの食レポでのこのお店のレビューには「ピーマンの水餃子が美味しかった」と書かれていましたので、青菜系の水餃子って、意外にイケるものなのかもしれません。
中華料理屋さんの麺ですが、ラーメンよりもうどんに近いかんじですね。この麺、注文してから麺をこねて製麺機(ちっちゃいやつ)でハンドルをぐるぐる回しながら作ってはりました。できたてホヤホヤの麺です。やっぱりナチュラルでやさしい味でした。
他にもチャーハンが人気らしいです。隣の席のお客さんがオーダーされてました。
ワタシの目の前でご主人が中華鍋を振ってます。
あれ?んんんんん?冷凍のミックスベジタブル使ってる?よくスーパーで売ってるやつ・・・。
餃子以外は、あまりこだわりがないのかもしれませんね。
結論、『餃子王では(水)餃子を喰え!!』
いやホントに、餃子は間違いなく美味しいんです。
近くに行く用事があったらぜひ再訪したいです。次は水餃子だけ頼もうっと。