京都・東山花灯路2019 清水寺

2019年3月8日(金)から3月17日(日)に行われる、京都・東山花灯路の会場の一つとなっている、清水寺のライトアップへ、2日目の3月19日(土)に行ってきました。

例年、最終日間際の土曜・日曜日はものすごい人混みになるものです。毎年少しずつ会場を制覇してきたものとしては、清水寺はさぞかし人出が多いだろうと敬遠してきたのでした。ですが、まだ開催の告知がテレビニュースなどで進んでいなかったのか、土曜日にもかかわらず、人は少なかったと思います。やっと来れた!と感慨深かったです。

まずは、四条河原町にあるお気に入りの餃子屋さんで軽く飲み食いした後、団栗橋を渡って鴨川を超えました。橋の上からは、南座の大きな屋根がライトアップされているの見たり、風情のある薄い三日月が眺めたり、川風に吹かれながら気持ち良い初春の夜の空気を楽しみました。

花見小路まで歩くと、「ここには実は来たことない!」と連れが言い出し、四条通り近くまで北に上って、また五条方向jに戻ったりしました。

私は、早く八坂の塔が見たかったので、石塀小路もチラと覗いただけで、先を急ぎました。

さて、八坂の塔です。私はこれが大好きです。

ちょうど、町内会の子どもたちの一団が、古い歌を歌い「火の用心〜カチカチ!」と拍子木を打ちながら通り過ぎて行きました。

さすがに二寧坂・産寧坂あたりから込み始めてきます。ですが、普段の昼間の人出はこんなものじゃございませんよ?

スイスイと歩きながら、ラクラクと清水寺の仁王門に到着しました。いつもこれぐらい空いていたらよいのに・・・。

階段をのぼると、ちらちらと、緑色にライトアップした京都タワーが遠くに眺められます。

清水寺の奥の山から、強くて青いサーチライトが空に向かって照射されており、これを背にして、各建物が厳かに浮き上がっていました。

清水の本堂と「清水の舞台」は、只今「平成の大修理」のための囲いの中でよく見えませんが、中がキラキラとライトアップされており、却って華奢で美しいように感じました。まあ、囲いが無い方がもっと美しく見えたのかもしれませんが・・・。2021年3月の修理完了まで我慢です。後2年!
清水寺修理事業の詳細