宵々々山の京都の街を歩いてきました。
宵々々山とは祇園祭の山鉾巡行の3日前を言います。この日あたりから、巡行に参加する山と鉾がそれぞれの街で展示されています。会所が公開されているところもたくさんあります。
それでは、撮ってきた写真をご覧ください。
京都府乙訓郡大山崎町で、デジタル人間が住んでみた結果を公開中です。
長刀鉾では、売店で何か買うと、会所(事務所的なところ)の2階のミニ資料館的な場所に上がらせて頂けて、更に橋を渡って鉾にも上がらせて頂けます。
というわけで早速、ちまきを買います。結構な列になっています。20分くらい並んでようやく購入できました。
祇園祭の「ちまき」とは食べ物ではありません。笹の葉などで作られた厄除けのお守りです。鉾や山ごとに販売されています。
京都の街では、玄関先に掛けているお家を時折見掛けます。
まだ初日で平日だったので、空いていました。
宵山とかだとものすごく待たないと入れないかもしれないですね。そして、いよいよ鉾に渡ります。
天井の細工が精緻で美しかったです。
さて、この長刀鉾ですが、残念なことにご婦人は上がることができません。理由は知りません。ワタシはおっさんなので大丈夫でしたけどね。女性は会所までは入れますが、鉾には上がれないとのことです。
この辺の事情は鉾によってマチマチで、函谷鉾は「女性OK」「拝観料1,000円」でした。
今回ワタシは「祇園祭の鉾に乗る」という【俺の死ぬまでにやっておきたいリスト】の1項目をクリアできました。
今日のラーメンは、右京区の「キラメキxチキンハート 〜鶏のきもち〜」さんです。
ワタシのお気に入り、「キラメキ」シリーズのひとつです。
場所はコチラ↓
電車の駅からは少し遠いです。今回は阪急西院から歩きました。15分くらい掛かりました。暑かったです(小並感)
ホントに暑かったので、サッパリ涼やかなメニューにしました。「アゴだし涼麺」です。
お魚のアゴ出汁ベースの上質の冷麺です。
トッピングはサラダ菜(たぶん)、鶏チャーシュー(たぶん)、焼き鳥(たぶん)と茗荷です。
スープはほんのり酸っぱめですが、とにかく出汁がよく効いてます。一口飲んだ後に鼻から抜けるアゴの濃厚な匂い。暑い外歩きで疲れた体が癒されます。
茗荷はシャキシャキ歯ごたえ良く、チャーシュー自体は上品な味で胡椒がよく効いてます。そして焼き鳥が味がしっかりしていて、うまーいのです。
そして麺は「さすがキラメキ」と言いたくなります。ホントにどのお店で食べてもコシがあって美味しい麺を食べさせてくれます。
まだ行けていないキラメキシリーズがあるのですが、早くコンプしたいですね。
今年も京都に夏が来ました。そうです、祇園祭がやってきました。
今年の祇園祭の主な日程は、前祭が「宵々山:7月15日(土)」「宵山:7月16日(日)」「山鉾巡行:7月17日(祝)」となっています。ものすごい人波になりそうですね。
なお、後祭は山鉾巡行が7月24日(月)なので、こちらは少しはゆったり見られるかもしれません。
さて、本記事を書いているのは7月10日(月)です。この日から鉾立が始まります。鉾立とは、鉾を組み立てることを言います。たいへん大きく、伝統的な手法で組み立てるので3日間ほどかかるそうです。
今回は、数ある鉾のうち長刀鉾のできあがっていく様をレポートしたいと思います。
念のため、長刀鉾の場所をご紹介しておきましょう。四条烏丸交差点から東に少し、四条通の東行き車道上に設置されます。阪急と地下鉄駅からだと20番出口を上がってすぐのところです。
それでは、「メイキングオブ長刀鉾」をお楽しみ下さい
四条烏丸近辺の他の鉾の様子も見てきました。
菊水鉾:まだ鉾は全く立っていません。会所から鉾に上がるための橋(?)ができていました。
月鉾
長い柱が前方(広報かも??)に2本増えました。明日はどうなるのでしょうね。ワクワクです。
なんと、鉾が立ってます!高いです。大迫力です!!地上から長刀の先端まで25メートルもあるそうです。
全体の形が概ね出来上がってますね。
昨日は鉾の前に柱が出ていましたが、今日はありません。あれは何だったのでしょう??
夕方になると更に作業が進んでいました。
大きな車輪が付いてます。
絨毯も装着済です。雨対策でしょうか、ビニールが駆けられています。
車輪は大人の背丈ほどあります。
完成しています。鉾の下では売店の準備が行われています。今日から売店でちまきやお土産を買うと、鉾にあがらせて頂けるのです。
はい。という事で長刀鉾の完成です。お読み頂き、ありがとうございました。
次の記事では長刀鉾にあがります。よろしければ続けてどうぞ。
長刀鉾にのぼってみた
京都市五条六角にある、「六角堂」に行って参りました。
烏丸四条と烏丸御池の中間(やや御池寄り)に位置します。
正式名称は「紫雲山頂法寺」という天台宗の寺院ですが、本堂が六角形であることから、「六角堂」の名で有名です。
町中にあるこじんまりしたお寺です。本堂が六角形なのがわかるでしょうか?
このお寺のすぐ横にある商業ビルに展望エレベーターがあり、それに乗ると六角堂を上から眺めることができます。ね、六角形でしょ?
この展望エレベーターがあるビルの1Fにはスターバックスがあり、ここからはゆったりお茶しながら六角堂を眺めることができます。
お庭には「へそ石」という、やはり六角形の平たい石があります。元は旧本堂の礎石だとされており、この石が京都の中心とも言われているそうです。
森見登美彦先生の「有頂天家族」では「へそ石」は老たぬきが化けている設定です。アニメにも出てきましたね。
華道で有名な池坊の本拠(?)の立派なビルも隣接しています。これは偶然ではありません。実はこの六角堂(頂法寺)は華道発祥の地とされており、池坊の家元が住職をされているそうです。
上の池は聖徳太子が沐浴をしたと言われています。今は白鳥さんが沐浴中ですね。この白鳥、近寄ると噛み付くそうですよ。
交通至便、ユニーク形状の本堂、華道発祥の地、有頂天家族の聖地と、見どころ満載の六角堂でした。なんと、入山料や拝観料はございません。気軽に散歩に行けていいですね。