冬の鞍馬に叡山電車でGO!

乙訓で雪が少し降った翌日、北山に行けばいい雪景色が見られるかもと思い、行ってきました鞍馬まで。

今回は車で出町柳まで行き、そこから叡山電車で鞍馬駅まで行きます。目指すは観覧車両「きらら」だったのですが、さて乗れるでしょうか?

車は出町柳の京都市出町駐車場に停めます。



この駐車場、河原町今出川交差点を少し上がったところにあります。出町枡形商店街の向かいです。豆大福で有名な『出町ふたば』さんからもよく見えます。見ると、さすが日曜日、やはりずらりと数十人はお店の前で並んでいましたよ?

駐車場は地下にあります。地下2階〜地下5階くらいが駐車スペースです。30分150円でMax1,200円の設定です。

この駐車場、意外に穴場で満車になっているのを見たことがありません。
ただ、ちょっと入り方が難しいです。河原町通から駐車場建物の北側に沿って東(鴨川方向)に入り、突き当りを180度ターンして入ります。うっかりしてるとハンドル切り返しになります。もっとうっかりすると、通り過ぎてもう一周することになります。
駐車場内部は螺旋状に地下に潜っていきますが、コーナー部が狭いので慎重に行きましょう。

無事に車を停めたら、叡山電鉄「出町柳」駅に向かいます。

久しぶりの叡山電車です。2年ぶりくらいかな?

切符を買って改札を通ろうとすると、何と!


ICカードが使える、だと・・・??

長いこと”スルッと関西”対応で止まっていた叡山電車。自分が生きてるうちはICカード対応しないだろうと思っていた、叡山電車。こんな日が来るとはねぇ。調べてみると2016年3月から対応したようです。
急いでる時に切符買わなくて済むので便利になりましたね。

さて、ホームにちょうど鞍馬行きが停まっていて出発寸前です。乗り込んで鞍馬に向かいます。この電車は「きらら」ではなく一般車両だったので、写真も撮り忘れました。

そして、「鞍馬」駅に到着です。

思ってたほどは雪がありません・・・・ありゃ?

駅前駐車場に名物の天狗像がありますが、なんかおかしい??
んー?鼻がない?天狗のシンボル、長い鼻がありませーん。絆創膏貼ってはります。
1月中旬の大雪のときの雪の重みで折れたそうです。痛そう。
このとき来てたら、すごい雪景色が見られたんやろうなぁ。残念。

さて、気を取り直して鞍馬寺の山門まで行きましょう。といっても、徒歩3分くらいです。あっという間に着いてしまいます。

上まで登れば雪もたくさん残っているかもしれませんが、諸般の事情で今日はここまで。「何しに来たんや?」状態ですネ^^; (あ、門から先は有料ですからね?)

ちなみに鞍馬寺には狛犬ではなく、狛虎がおられますよ。

駅に戻る途中で饅頭を買い(写真撮り忘れた!!)駅舎で食べていると、雪がチラチラ降ってきました。チョットわかりにくですね。

帰りは「きらら」に乗ります。「きらら」は叡山電鉄の誇る、トップガラスのある展望車両なのです。こんなのです。1時間に1本ぐらいは設定があるので、せっかく叡山電車に乗るなら、ぜひ少し時間を潰して、これに乗りましょう!

1車両に8席のペアシート(4組分)があり、車窓側を向いているので、体や首を回すこと無く景色を楽しめます。2量編成なので合計8組分ですね。

こちらがそのペアシートから撮った景色

雪がちらついてるのがわかるでしょうか?うーん、あまりよくわかりませんね。

鞍馬では10月に有名な火祭りがあります。森見登美彦氏の「夜行」の舞台になってました。これは「死ぬまでに一度は行ってみたい」リストの上位に位置しています。今年いけたらいいなあ。

嵐山花灯路の穴場ポイントはココ・・・天龍寺宝厳院

嵐山花灯路2016
2016年12月9日(金)-18日(日)
http://www.hanatouro.jp/arashiyama/

→スマホ用マップ
→PDF版マップ

→前回の記事

亀山公園を北からダラダラと降りてきた川のほとり、しばらくして左に曲がると、「時雨殿」がありますが、次の穴場は、そのすぐ隣の「法隆寺塔頭 宝厳院」です。

嵐電嵐山駅からすぐにある天龍寺はとても広い境内のお寺で、たくさんの塔頭寺院(天龍寺に寄り添って後世に建てられた寄進寺院)を従えています。残念ながら、どれも嵐山花灯路には参加していません。ただ一つ、南西の方向にある「宝厳院」だけは、ライトアップされるのです。この寺院は賑わいの多い表通りからはかなり離れており、川方向からぐるりと回り込まないと行き着きません。従って、嵐山花灯路の全容が十分把握できている人でないと気がつかないのです。

また、春(桜〜新緑の頃)と秋(10月〜紅葉の頃)の限られた期間にしか内部を観覧できませんので、本当に素晴らしいお庭があることをご存知の方はそれほど多くないでしょう。

私は、この秋の特別観覧時期に昼間のお庭に感嘆していたので、夜も来てみたい、とウズウズしていました。そして、嵐山花灯路で観覧できるスポットの1つと知り、今回勇んで観覧させていただきました。

京都嵐山花灯路 夜の特別拝観 「獅子吼の庭」公開
2016年12月9日(金)~12月18日(日)
午後5時~午後8時30分閉門 (受付終了 午後8時)
大人600円 小中学生300円

幻想的な光の投影が、嵐山を借景する手入れ行き届いたお庭がマッチし、本当に素晴らしかったです。

なにはともあれ、下記のアルバムをごらんください。

それはそれは・・・涙がこぼれそうになるほど、美しい光景でした。

嵐山花灯路の穴場ポイントはココ・・・亀山公園

嵐山花灯路2016
2016年12月9日(金)-18日(日)
http://www.hanatouro.jp/arashiyama/

渡月橋の向こうに光る岩田山
渡月橋の向こうに光る岩田山

我が家は嵐山まで電車経由で40分。
上桂に父の実家のお墓があったので、幼少時より慣れ親しんだ界隈ですが、それでも嵐山に頻繁に行くようになったのは近年になってからです。

毎年12月上旬になると「嵐山花灯路」というナイトライトアップがありますので、ワクワクソワソワし始めます。いよいよ期間が始まったので、最初の平日の空いている天気の良い日を狙って、レッツゴー!

今年は、桜の頃と、紅葉の頃に2回も嵐山に行きましたので、今回で4回目の嵐山行き。

阪急嵐山駅に到着したのは、17時ちょっと過ぎ。狙い通りに、人はまだ少なめです。

阪急嵐山駅
阪急嵐山駅

阪急嵐山駅から渡月橋まで続く河原には、アート性の高い灯籠が多数並べられていました。

桂川のほとり 中之島の灯り・嵐山美術展
桂川のほとり 中之島の灯り・嵐山美術展

嵐山花灯路2014の際には、野宮神社の西にある竹の小径から、北の小倉池を通って常寂光寺と落柿舎を行きました。それはそれで風情があって楽しかったのですが、今度はぜひ別のルートを行ってみたい、と思い、今年は南ルートを辿ることにしました。

→スマホ用マップ
→PDF版マップ

渡月橋に向かう
渡月橋に向かう

渡月橋を渡り、嵐山名物の土産物屋街をまっすぐに北上し、嵐電嵐山駅を右手に見ながら、天龍寺の門の前を通り過ぎます。天龍寺は残念ながらナイトライトアップには参加していませんので・・・。そしてしばらく行くと、道端にガードマンの方が立っているのを目印に、左に曲がります。

[POINT] ここから西向きの一方通行が始まりますので、必ずここで左に曲がってください。

しばらく小径を進んでいくと、野宮神社に到達し、ここから先が、超有名な「竹林の小径」の始まりです。

竹林の小径 ライトアップ-1
竹林の小径 ライトアップ-1

ここから、通勤ラッシュ時レベルの混雑がしばらく続きます。歓声を上げながら、光る竹を撮影する人だかりで、なかなか前に進めなくなるのです。平日早めの時間でこれですので、土日は大変な混雑であることでしょう。竹林の小径を抜けるまで、じっと我慢我慢・・・。

竹林の小径 ライトアップ-2
竹林の小径 ライトアップ-2

結構な坂道が続いているのものろのろ歩きになる理由なのでしょうが、あまりののろのろ歩行のために高低差は実感できません。

竹林の小径 ライトアップ-3
竹林の小径 ライトアップ-3

ようやく竹林の小径を抜けたら、三叉路に突き当たりますので、ここを左に曲がり、亀山公園の方に進みます。

嵐山 亀山公園 灯籠の道
嵐山 亀山公園 灯籠の道

ここの小径は、ぐっと人通りが少なくなり、点々と置かれた灯籠を人気少なめに撮影しやすくなります。

亀山公園 灯籠が続く小径
亀山公園 灯籠が続く小径

いつの間にかかなりの標高を登っていたようで、ここから先は下り坂になっていきます。向こうの方に京都の夜景が見えて、絶景ですよ。

京都の夜景を望む 亀山公園の灯籠の小径
京都の夜景を望む 亀山公園の灯籠の小径

坂道を下り切ると、大堰川(桂川)に到着します。真正面に青くぼんやり光る岩田山が見えて、思わず感嘆の声を上げました。

青く光る岩田山
青く光る岩田山

ここから渡し船乗船場所まで少し歩いて、左に曲がってください。百人一首に関する博物館である「時雨殿(しぐれでん)」の先にある「宝厳院」が次の穴場なのです。

宝厳院
宝厳院

この続きはまた・・・。

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