知恩院ライトアップ 2021

知恩院のライトアップは初めてです。そもそも昼間の知恩院も2年前にようやく行った体たらくです。すぐ裏の寺に先祖の墓があるので、法事で知恩院のすぐ近くまでは何度も行っていたのですが。

知恩院ライトアップ2021

なかなかド派手なWebページで、思わず引いてしまいました。

SNSフォローしていると入場料が100円引きです。私はYouTubeチャンネルをフォローしているのですが、入場券を購入する前に当割引について気が付き、フォローしている画面がすぐに取り出せずに割引権利を逸しました。次回入場するときは予め用意しておくことにいたします。

令和3年11月5日(金)〜11月28日(日) 17:30〜21:30(入場は20時まで)

行ったのは初日で、17時半過ぎでした。入場券売り場ではすでに20名ほどの行列になっていましたが、除夜の鐘の待ち行列に比べれば可愛いものです。

知恩院の構内は本堂がなかなか高いところにあるので、坂歩きの負荷がちょうどよく、結構好きです。今回は国宝である三門の特別入場をやっていたので、もちろん登りました。この中の急な階段が結構な難物で、上りも下りも大変な労力があり、翌日の筋肉痛が堪えます。私は下りた途端に大腿筋肉離れみたいになってしまいました。動きやすい服装と荷物をできるだけ軽くすることをおすすめします。手すり代わりのロープにすがるので精一杯になります。

御影堂では45分おきに講話(20〜30分程度)と木魚体験(5分)をやっていたので、途中から参加しました。「南無阿弥陀仏」と唱えながらひたすら木魚を叩くと、雑念が払えた気がしました。

ライトアップは、私が京都で見た中では出色だと思います。シンプルですが、ツボを心得たライティングでした。青く輝く本堂横で空高くまで照らすサーチライトに、心が洗われました。

諸日だからか人も少なく、色づき始めた紅葉が青葉とまだらになって美しかったです。とても行ってよかったと思えるライトアップでした。

今回は「御影堂プライベートツアー」(金土日のみ開催、要オンライン予約)に参加できなかったので、また別の金曜日に改めて、今度は三門上りはなしで、リベンジしたいと思います。

P.S.
結構寒かったので、薄いダウンジャケットを着ていて、ちょうどよかったです。