東寺の桜 2017、そして羅城門

先日、夜桜ライトアップが非常によかったので、今度は昼間の東寺に行ってみたくなりました。

京都市内で用事を済ませた足で、九条大宮までレッツゴー。

まず、車を「ミスターギョーザ」さん近くのコインパーキングに入れた後、お腹が空いていたので腹ごしらえ。京都府下の餃子屋さんとしては一番人気の「ミスターギョーザ」で餃子と唐揚げを食べました。最近すっかり餃子三昧です・・・。→この記事はこちら:「ミスターギョーザ

そして、東寺まで歩く途中で、以前からどうしても見てみたかった、羅城門跡のある公園に立ち寄りました。この公園は、津田雅美のコミック「彼氏彼女の事情」で、主人公たちが修学旅行に行った際、主人公の友人達が訪れる場所なのです。だからずっと行きたかったんですよ。

羅城門 羅城門

すっごいフツーーーの児童公園になっていました。本当に、こんなところに芥川龍之介「羅生門」や岡野玲子「陰陽師」に出てくる鬼や亡霊や盗賊たちが住んでいたのでしょうか・・・?(困惑)

ちなみに、この羅城門を挟んで「東寺」と対になる「西寺」というお寺もあったはずなのですが、こちらも今は唐橋小学校や公園になっているそうです。今度はそちらも行ってみたいです。

そんな平安京への想いにはせながら、歩いて10分ほどして、東寺にたどりつきました。

東寺の南大門 東寺の南大門 東寺の南大門

ちなみに、東寺の門の中は無料で入れます。有料(500円)なのは金堂・講堂・五重塔や桜のある区画だけですよ。500円払うと金堂・講堂の中にも入れますので、せっかくなので仏さんを見ていってください。

ちなみに、私は薬師三尊像好きの仏像ヲタなので、当然お参りしておきました。ただし、内部は撮影禁止なので、写真は残せておりません。

有料区域内の桜越しの五重塔です。

  

前回はさっぱりだった不二桜も、きれいに咲いていました。

今度は4月末からの五重塔内部特別公開の期間に、また来ます!

プルプル&モチモチ 京都市左京区岡崎「餃子王」さんの絶品水餃子

4月になりました。
今日のランチは京都市左京区岡崎の「ChinaKitchen餃子王」さんにお邪魔しました。

場所はコチラ

京阪神宮丸太町駅の少し南から岡崎疎水沿いに東に10分足らず、東大路通を北に上りすぐのところにあります。「餃子王」の看板があるので、全く迷いません。

このお店、某有名中華料理チェーン店とは関係ありません。「将」がないでしょ?

実はこのお店、中国ご出身の王(ワン)さんのお店なのです。
『餃子王に!!!俺はなるっ!!!!』という意気込みも込められているそうです。http://www.omisejiman.net/china-kitchen/

小じんまりした店内。カウンターが8席程度、あと個室もあるようですが、よくわかりませんでした。

お店は王さんご夫妻(多分)のお二人で切り盛りされてます。実はこの王さん、まだ日本語があまり得意ではないようです。お二人は中国語でやり取りしながら、調理をすすめていきます。
なので、オーダーは伝票にお客さんがメニューの番号と数を記入してお願いする方式です。

メニュー番号はカウンター奥の壁にカードがぶら下がっています。上の店内写真にも写ってますね。あれを見て、食べたい料理の番号を書けばよいのです。カンタンですね。

「餃子王」なので当然ですが、餃子がメインのお店です。ただ、日本の中華料理店(特に某大手チェーン)では「餃子といえば焼き餃子」なのですが、こちらは水餃子がメインです。焼き餃子も1種類ありますが、水餃子は5種類ほどバリエーションがあります。中国では「餃子といえば水餃子」なのだそうです。

餃子以外ではタンメンやチャーハン、ザーサイもありました。

で、とりえあえずビールをお願いしました。お昼に餃子とビール、幸せ実感です。グラスはキレイに磨かれていました。

さて、いよいよ餃子をいただきます。我々がお願いしたのは、まず焼き餃子。「餃子の王○」に調教されたので、どうしても頼んでしまいますね。

しっかり焼き目がついた焼き餃子です。いただきま〜す!
おや、油っこくない。なんかやさしい。皮がモチッとして美味しい。
「餃子の王○」は、皮は包んでるだけで具の濃厚さが主役な感じですが、「餃子王」さんのは皮と具、どちらも美味しい。いいバランスなんですよ。

続いて、柚子の水餃子です。

柚子の香りが口一杯に広がります。さっぱりしてて絶品ですね。皮はプルプルのモッチリです。
昔、宇都宮(餃子のメッカ)で水餃子を食べたことがあるのですが、もうひとつピンと来なかったのです。
でも「餃子王」さんの水餃子は、本当に美味しい。「これがホンマの水餃子やったんや!」と思いましたね。

素材の野菜にこだわってるらしく、滋賀県のいいものを使っておられるそうです。

更に、本日の水餃子『水菜の水餃子』を頼みました。

やっぱり美味しいのです。とにかくさっぱりしていて、それでいてちゃんといい味がついてる。

水菜入りの水餃子なんて日本ではあまり見かけないと思いますが、どこかの食レポでのこのお店のレビューには「ピーマンの水餃子が美味しかった」と書かれていましたので、青菜系の水餃子って、意外にイケるものなのかもしれません。

最後に頂いたのは本日の自家製麺『自家製タンメン』です。

中華料理屋さんの麺ですが、ラーメンよりもうどんに近いかんじですね。この麺、注文してから麺をこねて製麺機(ちっちゃいやつ)でハンドルをぐるぐる回しながら作ってはりました。できたてホヤホヤの麺です。やっぱりナチュラルでやさしい味でした。

他にもチャーハンが人気らしいです。隣の席のお客さんがオーダーされてました。

ワタシの目の前でご主人が中華鍋を振ってます。

あれ?んんんんん?冷凍のミックスベジタブル使ってる?よくスーパーで売ってるやつ・・・。

餃子以外は、あまりこだわりがないのかもしれませんね。

結論、『餃子王では(水)餃子を喰え!!』
いやホントに、餃子は間違いなく美味しいんです。

近くに行く用事があったらぜひ再訪したいです。次は水餃子だけ頼もうっと。

八幡に「さくらであい館」OPEN!背割堤の桜と三川合流を一望できる360度パノラマビュー

関西の皆さんにはお馴染みの「淀川」。でも、どこから淀川が始まっているかご存知ですか?

大阪湾から淀川を遡っていくと、京都との府境のあたりで3本の川に分かれます。いや、違いますね。京都側から見ると3本の川が合流して淀川になっているのです。

3本の川は桂川・宇治川・木津川ですが、その合流地点を三川合流域と呼ぶそうです。
地図で見ると、3本の大きな川がほぼ同地点で合流して淀川となっているのが、よくわかります。

さて、2017年3月25日、三川合流地点に「さくらであい館」という新しい施設がオープンしました。公式サイトはコチラです。

3月25日-26日の2日間、オープニングイベントがありましたので、早速行って参りました。我々が参戦したのは3月26日午前です。

「さくらであい館」の裏の駐車場に車で乗り付けたのですが、オープニングイベント中は一般者は停められません。宇治川に掛かる橋を渡った「かわきた自然公園」に停めてくるよう、スタッフの方から案内頂きました。

駐車場周辺ではウグイスの声がします。今年初ウグイスです。声はすれども姿は見えず、なんですけどね。

車を停めて、さくらであい館に徒歩で戻ります。見えているのに意外と遠く、10分ほど掛かりました。

さくらであい館は、こんな感じのタワーです。なんか見張り台みたいです。特に下の部分は無骨な感じです。周囲の殺風景は景色に合わせたのでしょうか?

遠くからだとあまり大きく感じませんが、土台部が6階分あり、7階部分が展望台になっています。近くで見ると、おっきーい!(けもフレのサーバルちゃん風)

それでは、中に入ってみましょう。
エントランス横には資料展示室や売店がありました。イベントホールもあり、今日はジャズコンサートをしているようです。

それではメインの展望塔に登ってみましょう。ここは有料で大人300円/子供100円でした。ただし、桜の開花期間以外は無料のようです。

エレベーターで展望室に上がると、おおおおおお!予想以上にいい景色が広がってます。 展望室はまわりが全て透明アクリル板(?)で覆われており、360度全ての方向が見渡せます。八幡市、久御山町、長岡京市、大山崎町、少し遠くに宇治市、向日市、天気が良ければ京都市も見えるでしょうか。

上に並べた写真の最後の分をご覧ください。写真左側に木津川、右を流れるのが宇治川です。この先で更に右から流れてくる桂川と合流して淀川になっています。これが三鮮合流地点です。

さて、この2本の間の部分に褐色の樹木の帯が続いていますよね。これ、桜なのです。ほぼ全部桜です。これが「背割堤の桜」として名高い関西の桜の名所です。

1.4kmほど桜並木が続いています。まだ全く咲いていませんが、あと10日くらいするとこの背割堤がピンクに染まり、たいへん見事なものになります。いやホントに一度見に来てください。桜好きの方には絶対損はさせません!

我らも桜が咲いたら再度来ますよ。この展望室から見たら圧巻やろうな〜、キレイやろうな〜と今から楽しみです。

ただ、昨年も来たのですが、とにかく人が多いです。桜が咲いたら駐車場も混雑のため簡単には停められなります。さくらであい館はどんな状況になるのでしょう。おそらくタワーの上は人数制限されて、ウン十分待ち、ヘタするとそれ以上かもしれませんね。

それでは皆さん、桜が咲いたら現地でお会いしましょう!!

東寺 夜桜ライトアップ 2017

東寺 夜桜ライトアップ2017

東寺 夜桜ライトアップ 2017

に行ってきました。

東寺 夜桜ライトアップ 2017 東寺 夜桜ライトアップ 2017 東寺 夜桜ライトアップ 2017

国道1号線を南から京都市内に入る時、九条大宮の交差点で横切る東寺(教王護国寺)。その五重塔をそばに見ることは数限りなくあったものの、ライトアップどころか、東寺の中に入るのが初めてです。

東寺 五重塔

その中はどうなっているのでしょうか?

東寺(教王護国寺)の内部 東寺(教王護国寺)の内部 東寺(教王護国寺)の内部 東寺(教王護国寺)の内部 東寺(教王護国寺)の内部

むちゃむちゃ美しいです。

始まったばかりで知られていないのか、はたまたまだ桜の時期に早いからか、寒いからか、平日だからか、とにかく人はまばらでした。今なら快調にご観覧いただけます。

そして、こちらはかの有名な五重塔。木造建築としては日本最大、といわれる55m。普段は外から通りかかるだけでも圧倒的な存在感なのに、間近で見ると圧巻でした。特に、夜間ライトアップだと迫りくる迫力です。

東寺 五重塔 東寺 五重塔 東寺 五重塔 東寺 五重塔

そして、本当に感動したのは、金堂と講堂の中の仏様です。残念ながら、近景を撮影すると怒られましたので、掲載できるのはこここまでです。ですが、内部に佇む仏像を入り口の外から眺めるのは、至福のときでした。お礼にしっかりお賽銭を差し上げました。

東寺 金堂・講堂 東寺 金堂・講堂 東寺 金堂・講堂 東寺 金堂・講堂

そして、本題の夜桜、です。不二桜は残念ながら4月中旬の開花になるそうですが、他にはたくさんの桜が咲いていました。

東寺の不二桜 東寺の不二桜 東寺の桜 東寺の桜 東寺の桜 東寺の桜 東寺の桜 東寺の桜 東寺の桜

今回は、歩いて10分ほどのところにあるイオンモールKYOTOの駐車場に車を停めましたので、帰りに5000円のお買い物をして、駐車場2時間無料をゲットしました。

ですが、近所に20時から1時間100円になる駐車場が結構あるようですので、平日はこれらを利用されたほうが便利かもしれません。

東寺の夜桜ライトアップの期間は

2017年3月18日(土)〜4月16日(日)

です。どうぞお見逃しなく。

東寺 春の特別観覧(夜桜ライトアップを含む) 2017

昼間の宝物館の公開(3月20日〜5月25日)、五重塔 初層の公開(4月28日〜5月25日)も、必見かと思います。今度は、昼間に行ってみたいです・・・!

淀の河津桜 その後

淀の河津桜は満開or葉桜

前回見に行った淀の河津桜は、少し早めでしたので、その後どうなったかを見に行きました。

 

→以前の記事:京都で一番早く咲く桜 淀の河津桜

そして、反省・・・来るのが遅すぎました!

というか、もう一回来てホントによかった・・・前回の桜は、まだ全然でした、これぞホントの河津桜だったのです!だって、花の量が違うもの!!!

淀の河津桜

最初に植えられた河津桜、という木を見つけましたが、すでに花は終わり、葉っぱだらけになっていました。

淀植付第1号の河津桜

よく見ると、淀の河津桜は木によって咲き具合がまちまちです。ソメイヨシノは一斉に咲いて一斉に散り、皆仲良しさんですが(これぞDNAが同じ、ということなのでしょうか?)、淀の河津桜は隣同士で葉っぱの付いている割合がちょっとずつ違うのです。

淀の河津桜の咲き具合はまちまち

一人おられたガイドさんの話を小耳に挟むと、毎年20本ずつ河津桜を増やしている、とのこと。花のつき方がまちまちなのは、木の樹齢にもよるのかもしれません。

本日は淀水路を最初から最後まで歩いてみました。まだまだ河津桜を増やす余地がありそうです。密な河津桜を見たい方は、西の端から攻めて、200mぐらいで十分桜並木を堪能できます。逆に、東の端からしばらくは桜がありませんので、ご注意を・・・。

なお、どうしても日本の桜を見たかったのか、アジア系の観光客団体さんも来ておられました。よほど通の方がおられるのですね・・・!

基本的には、見に来られている方はご近所の方ばかりのようにお見受けしました。京都でいち早く桜を楽しむ穴場だと思います。お花見をされている方もごくまばらでしたよ。どうやら河津桜は、木が低く、お花見する余地は木の真下しかございません。

淀の河津桜

淀の河津桜でお花見