祇園祭2017 長刀鉾にのぼってみた

祇園祭 長刀鉾

長刀鉾では、売店で何か買うと、会所(事務所的なところ)の2階のミニ資料館的な場所に上がらせて頂けて、更に橋を渡って鉾にも上がらせて頂けます。

というわけで早速、ちまきを買います。結構な列になっています。20分くらい並んでようやく購入できました。長刀鉾ちまき
祇園祭の「ちまき」とは食べ物ではありません。笹の葉などで作られた厄除けのお守りです。鉾や山ごとに販売されています。
京都の街では、玄関先に掛けているお家を時折見掛けます。

それでは、会所の2階に上がらせて頂きます。

まだ初日で平日だったので、空いていました。
宵山とかだとものすごく待たないと入れないかもしれないですね。そして、いよいよ鉾に渡ります。

天井の細工が精緻で美しかったです。

さて、この長刀鉾ですが、残念なことにご婦人は上がることができません。理由は知りません。ワタシはおっさんなので大丈夫でしたけどね。女性は会所までは入れますが、鉾には上がれないとのことです。

この辺の事情は鉾によってマチマチで、函谷鉾は「女性OK」「拝観料1,000円」でした。

今回ワタシは「祇園祭の鉾に乗る」という【俺の死ぬまでにやっておきたいリスト】の1項目をクリアできました。

祇園祭2017 メイキングオブ長刀鉾

長刀鉾

今年も京都に夏が来ました。そうです、祇園祭がやってきました。

今年の祇園祭の主な日程は、前祭が「宵々山:7月15日(土)」「宵山:7月16日(日)」「山鉾巡行:7月17日(祝)」となっています。ものすごい人波になりそうですね。

なお、後祭は山鉾巡行が7月24日(月)なので、こちらは少しはゆったり見られるかもしれません。

さて、本記事を書いているのは7月10日(月)です。この日から鉾立が始まります。鉾立とは、鉾を組み立てることを言います。たいへん大きく、伝統的な手法で組み立てるので3日間ほどかかるそうです。

今回は、数ある鉾のうち長刀鉾のできあがっていく様をレポートしたいと思います。

念のため、長刀鉾の場所をご紹介しておきましょう。四条烏丸交差点から東に少し、四条通の東行き車道上に設置されます。阪急と地下鉄駅からだと20番出口を上がってすぐのところです。

それでは、「メイキングオブ長刀鉾」をお楽しみ下さい

7月10日12:00頃

まだ土台部分しかできていません。長刀鉾長刀鉾

道路におきなパーツがゴロンゴロンと並べられています。長刀鉾長刀鉾

四条烏丸近辺の他の鉾の様子も見てきました。
菊水鉾:まだ鉾は全く立っていません。会所から鉾に上がるための橋(?)ができていました。菊水鉾

月鉾
月鉾

函谷鉾
函谷鉾

鶏鉾:とんでもなく長い柱が用意されています鶏鉾鶏鉾 鶏鉾

7月11日09:40頃

長い柱が前方(広報かも??)に2本増えました。明日はどうなるのでしょうね。ワクワクです。

長刀鉾長刀鉾長刀鉾

7月12日08:15ごろ

なんと、鉾が立ってます!高いです。大迫力です!!地上から長刀の先端まで25メートルもあるそうです。

全体の形が概ね出来上がってますね。

昨日は鉾の前に柱が出ていましたが、今日はありません。あれは何だったのでしょう??

7月12日16:45頃

夕方になると更に作業が進んでいました。

長刀鉾 長刀鉾

大きな車輪が付いてます。

長刀鉾 長刀鉾

絨毯も装着済です。雨対策でしょうか、ビニールが駆けられています。

長刀鉾 長刀鉾

車輪は大人の背丈ほどあります。

7月13日08:15頃

完成しています。鉾の下では売店の準備が行われています。今日から売店でちまきやお土産を買うと、鉾にあがらせて頂けるのです。長刀鉾 長刀鉾

はい。という事で長刀鉾の完成です。お読み頂き、ありがとうございました。

次の記事では長刀鉾にあがります。よろしければ続けてどうぞ。
長刀鉾にのぼってみた