京都市五条六角にある、「六角堂」に行って参りました。
烏丸四条と烏丸御池の中間(やや御池寄り)に位置します。
正式名称は「紫雲山頂法寺」という天台宗の寺院ですが、本堂が六角形であることから、「六角堂」の名で有名です。
町中にあるこじんまりしたお寺です。本堂が六角形なのがわかるでしょうか?
このお寺のすぐ横にある商業ビルに展望エレベーターがあり、それに乗ると六角堂を上から眺めることができます。ね、六角形でしょ?
この展望エレベーターがあるビルの1Fにはスターバックスがあり、ここからはゆったりお茶しながら六角堂を眺めることができます。
お庭には「へそ石」という、やはり六角形の平たい石があります。元は旧本堂の礎石だとされており、この石が京都の中心とも言われているそうです。
森見登美彦先生の「有頂天家族」では「へそ石」は老たぬきが化けている設定です。アニメにも出てきましたね。
華道で有名な池坊の本拠(?)の立派なビルも隣接しています。これは偶然ではありません。実はこの六角堂(頂法寺)は華道発祥の地とされており、池坊の家元が住職をされているそうです。
上の池は聖徳太子が沐浴をしたと言われています。今は白鳥さんが沐浴中ですね。この白鳥、近寄ると噛み付くそうですよ。
交通至便、ユニーク形状の本堂、華道発祥の地、有頂天家族の聖地と、見どころ満載の六角堂でした。なんと、入山料や拝観料はございません。気軽に散歩に行けていいですね。