八幡に「さくらであい館」OPEN!背割堤の桜と三川合流を一望できる360度パノラマビュー

関西の皆さんにはお馴染みの「淀川」。でも、どこから淀川が始まっているかご存知ですか?

大阪湾から淀川を遡っていくと、京都との府境のあたりで3本の川に分かれます。いや、違いますね。京都側から見ると3本の川が合流して淀川になっているのです。

3本の川は桂川・宇治川・木津川ですが、その合流地点を三川合流域と呼ぶそうです。
地図で見ると、3本の大きな川がほぼ同地点で合流して淀川となっているのが、よくわかります。

さて、2017年3月25日、三川合流地点に「さくらであい館」という新しい施設がオープンしました。公式サイトはコチラです。

3月25日-26日の2日間、オープニングイベントがありましたので、早速行って参りました。我々が参戦したのは3月26日午前です。

「さくらであい館」の裏の駐車場に車で乗り付けたのですが、オープニングイベント中は一般者は停められません。宇治川に掛かる橋を渡った「かわきた自然公園」に停めてくるよう、スタッフの方から案内頂きました。

駐車場周辺ではウグイスの声がします。今年初ウグイスです。声はすれども姿は見えず、なんですけどね。

車を停めて、さくらであい館に徒歩で戻ります。見えているのに意外と遠く、10分ほど掛かりました。

さくらであい館は、こんな感じのタワーです。なんか見張り台みたいです。特に下の部分は無骨な感じです。周囲の殺風景は景色に合わせたのでしょうか?

遠くからだとあまり大きく感じませんが、土台部が6階分あり、7階部分が展望台になっています。近くで見ると、おっきーい!(けもフレのサーバルちゃん風)

それでは、中に入ってみましょう。
エントランス横には資料展示室や売店がありました。イベントホールもあり、今日はジャズコンサートをしているようです。

それではメインの展望塔に登ってみましょう。ここは有料で大人300円/子供100円でした。ただし、桜の開花期間以外は無料のようです。

エレベーターで展望室に上がると、おおおおおお!予想以上にいい景色が広がってます。 展望室はまわりが全て透明アクリル板(?)で覆われており、360度全ての方向が見渡せます。八幡市、久御山町、長岡京市、大山崎町、少し遠くに宇治市、向日市、天気が良ければ京都市も見えるでしょうか。

上に並べた写真の最後の分をご覧ください。写真左側に木津川、右を流れるのが宇治川です。この先で更に右から流れてくる桂川と合流して淀川になっています。これが三鮮合流地点です。

さて、この2本の間の部分に褐色の樹木の帯が続いていますよね。これ、桜なのです。ほぼ全部桜です。これが「背割堤の桜」として名高い関西の桜の名所です。

1.4kmほど桜並木が続いています。まだ全く咲いていませんが、あと10日くらいするとこの背割堤がピンクに染まり、たいへん見事なものになります。いやホントに一度見に来てください。桜好きの方には絶対損はさせません!

我らも桜が咲いたら再度来ますよ。この展望室から見たら圧巻やろうな〜、キレイやろうな〜と今から楽しみです。

ただ、昨年も来たのですが、とにかく人が多いです。桜が咲いたら駐車場も混雑のため簡単には停められなります。さくらであい館はどんな状況になるのでしょう。おそらくタワーの上は人数制限されて、ウン十分待ち、ヘタするとそれ以上かもしれませんね。

それでは皆さん、桜が咲いたら現地でお会いしましょう!!