祇園祭2017 メイキングオブ長刀鉾

長刀鉾

今年も京都に夏が来ました。そうです、祇園祭がやってきました。

今年の祇園祭の主な日程は、前祭が「宵々山:7月15日(土)」「宵山:7月16日(日)」「山鉾巡行:7月17日(祝)」となっています。ものすごい人波になりそうですね。

なお、後祭は山鉾巡行が7月24日(月)なので、こちらは少しはゆったり見られるかもしれません。

さて、本記事を書いているのは7月10日(月)です。この日から鉾立が始まります。鉾立とは、鉾を組み立てることを言います。たいへん大きく、伝統的な手法で組み立てるので3日間ほどかかるそうです。

今回は、数ある鉾のうち長刀鉾のできあがっていく様をレポートしたいと思います。

念のため、長刀鉾の場所をご紹介しておきましょう。四条烏丸交差点から東に少し、四条通の東行き車道上に設置されます。阪急と地下鉄駅からだと20番出口を上がってすぐのところです。

それでは、「メイキングオブ長刀鉾」をお楽しみ下さい

7月10日12:00頃

まだ土台部分しかできていません。長刀鉾長刀鉾

道路におきなパーツがゴロンゴロンと並べられています。長刀鉾長刀鉾

四条烏丸近辺の他の鉾の様子も見てきました。
菊水鉾:まだ鉾は全く立っていません。会所から鉾に上がるための橋(?)ができていました。菊水鉾

月鉾
月鉾

函谷鉾
函谷鉾

鶏鉾:とんでもなく長い柱が用意されています鶏鉾鶏鉾 鶏鉾

7月11日09:40頃

長い柱が前方(広報かも??)に2本増えました。明日はどうなるのでしょうね。ワクワクです。

長刀鉾長刀鉾長刀鉾

7月12日08:15ごろ

なんと、鉾が立ってます!高いです。大迫力です!!地上から長刀の先端まで25メートルもあるそうです。

全体の形が概ね出来上がってますね。

昨日は鉾の前に柱が出ていましたが、今日はありません。あれは何だったのでしょう??

7月12日16:45頃

夕方になると更に作業が進んでいました。

長刀鉾 長刀鉾

大きな車輪が付いてます。

長刀鉾 長刀鉾

絨毯も装着済です。雨対策でしょうか、ビニールが駆けられています。

長刀鉾 長刀鉾

車輪は大人の背丈ほどあります。

7月13日08:15頃

完成しています。鉾の下では売店の準備が行われています。今日から売店でちまきやお土産を買うと、鉾にあがらせて頂けるのです。長刀鉾 長刀鉾

はい。という事で長刀鉾の完成です。お読み頂き、ありがとうございました。

次の記事では長刀鉾にあがります。よろしければ続けてどうぞ。
長刀鉾にのぼってみた

 

六角堂(紫雲山 頂法寺) 西国三十三所第十八番札所 京都烏丸六角

六角堂

京都市五条六角にある、「六角堂」に行って参りました。

烏丸四条と烏丸御池の中間(やや御池寄り)に位置します。

正式名称は「紫雲山頂法寺」という天台宗の寺院ですが、本堂が六角形であることから、「六角堂」の名で有名です。

六角堂六角堂六角堂
町中にあるこじんまりしたお寺です。本堂が六角形なのがわかるでしょうか?

このお寺のすぐ横にある商業ビルに展望エレベーターがあり、それに乗ると六角堂を上から眺めることができます。ね、六角形でしょ?
六角堂この展望エレベーターがあるビルの1Fにはスターバックスがあり、ここからはゆったりお茶しながら六角堂を眺めることができます。

ここは西国三十三所の第十八番札所でもあります。六角堂

お庭には「へそ石」という、やはり六角形の平たい石があります。元は旧本堂の礎石だとされており、この石が京都の中心とも言われているそうです。六角堂 へそ石

森見登美彦先生の「有頂天家族」では「へそ石」は老たぬきが化けている設定です。アニメにも出てきましたね。六角堂六角堂

華道で有名な池坊の本拠(?)の立派なビルも隣接しています。六角堂 池坊これは偶然ではありません。実はこの六角堂(頂法寺)は華道発祥の地とされており、池坊の家元が住職をされているそうです。
上の池は聖徳太子が沐浴をしたと言われています。今は白鳥さんが沐浴中ですね。この白鳥、近寄ると噛み付くそうですよ。

交通至便、ユニーク形状の本堂、華道発祥の地、有頂天家族の聖地と、見どころ満載の六角堂でした。なんと、入山料や拝観料はございません。気軽に散歩に行けていいですね。

 

六角堂公式サイト

有頂天家族公式サイト

上質な鶏白湯ラーメン「めんや鶏志」@一乗寺

めんや鶏志@一乗寺

随分久しぶりのラーメンレポートです。

今日のお店は激戦区一乗寺ラーメン街道の「めんや鶏志」さん、地図はコチラです。

今年2月に一乗寺に参戦された新規店のようです。

このお店は鶏白湯系と魚介系の2種類のメニューがメインのようです。

店内は10席程度のカウンター席と2人掛けテーブルが一つ。
平日お昼12時少し前に着いたのですが、カウンターが4席ほど空いていました。

ワタシは今日は「はじめての方」にオススメとなっていた「濃厚鶏白湯ラーメン」にしました。「超濃厚」とかバリエーションがありましたよ。

めんや鶏志@一乗寺

麺は細めのストレート。デフォルトトッピングは鶏チャーシュー、メンマ、ネギ、玉ねぎ、糸唐辛子です。スープはその名の通り鶏白湯です。

濃厚なのですが、くどくない。とても上質なスープです。すごい丁寧に開発しはったんやろうと思います。

最後まで飽きずにお箸を進められます。気がついたらスープも完飲してました。

お値段は880円と少し高めですが、この味なら許容範囲です。

量や値段より味重視のラーメン好きの方には超オススメです。ワタシもリピートするつもりですよ。

同行者より:私は「鶏ボナーラ」を食べました。つけ汁に卵黄が入り、よく混ぜて麺を絡めせると、本当にイタリア~ンなカルボナーラみたいでしたよ!最近、一乗寺を含む京都では、鶏のポタージュ系ラーメン&つけ麺が大流行、という気がいたします。

葵祭2017 流鏑馬神事 下鴨神社

葵祭 流鏑馬 下鴨神社

京都三大祭りをご存知でしょうか?
いちばん有名なのは7月の祇園祭ですね。残りの2つは10月の時代祭と、今回ご紹介する5月の葵祭です。

葵祭は京都市北部の上賀茂神社と下鴨神社のお祭りです。読みはどちらも「がも」ですが漢字で書くと違います。京都マメ知識です、憶えてくださいね。

葵祭は平安装束の大行列が、京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社まで市内を移動するするイベント(路頭の儀)が有名です。が、葵祭にはその他にいろいろな神事があります。今回はそのうちの「流鏑馬神事」のご紹介です。

「流鏑馬神事」は下鴨神社内にの「糺(ただす)の森」の馬場で行われているで、葵祭の行列の無事を祈願するための神事です。

糺の森の場所はコチラです。京阪電鉄本線「出町柳」駅から徒歩10分程度です。
まずは本殿にお参りです。下鴨神社は小説・アニメの有頂天家族の舞台にもなってますね。下鴨神社 下鴨神社 下鴨神社下鴨神社 下鴨神社 下鴨神社 下鴨神社 下鴨神社 下鴨神社

さて、流鏑馬の会場に向かいますが・・・ものすごい人です。ちゃんと見えるか心配です。葵祭 流鏑馬 下鴨神社

まずはご挨拶とか出演の皆さんの行列が続きます。徐々に雰囲気が盛り上がってきます。
下の写真で女性が持っている正方形の板が流鏑馬の的です。葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社葵祭 流鏑馬 下鴨神社

いよいよ流鏑馬の開始です。葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社 葵祭 流鏑馬 下鴨神社

おおおおっ!予想以上の迫力です!!
かなりのスピードで馬が駆けてきます。本気で走ってますよ、これ。

動画も撮ってありますので、ご覧ください。この迫力は写真ではわかりません。

各射手が走りながら3つの的に順に矢を射ます。殆どの方が一つは的中させています。3つとも全部的中させる凄腕の射手もおられます。すごいです。どれだけ練習してはるんでしょうか。

女性や中学生、さらに外国人の射手もおられました。この神事、ずっと続いていけばいいですね。

流鏑馬神事の会場には有料の観覧席がありました。ワタシは少し出遅れたこともあり無料地帯で観覧したのですが、上に書いたとおりものすごい人垣で、ほとんどまともに見えませんでした。

写真ではちゃんと見えてるように思えますが、実はカメラを頭上にかざして撮っているのです。つまり、肉眼ではほとんど見てません><

来年は有料観覧席で観ようと決意したのでした。ちなみに有料席は2,000円です。その価値は十分あるとワタシは思いましたよ。

それでは、来年会場でお会いしましょうね!

「つけそば 一乗寺ブギー」@一乗寺ラーメン街道

久しぶりにのラーメン屋さんレポートです。

今日のお店は京都一乗寺の「つけそば 一乗寺ブギー」さんです。

場所はこちらです
「夕日のキラメキ一乗寺」さんのすぐ近くです。
以前来た時はお休みだったので、今回は再チャレンジになります。

ポップな店名が目を引きます。以前から気になっていたお店なのですが、ようやく訪問できました。つけそば 一乗寺ブギー

金曜日の12時頃に到着しましたが、先客が2組だけで結構空いてました。ラッキーなのかな?いつもこんな感じなのかな?

まずは食券を買うタイプです。
普通のラーメンもありますが、看板からも「つけそば」がオススメなのでしょう。我々も「つけそば」をチョイスしました。

ワタシは300gのつけそば、ツレは200gです。どちらもお代は700円で同じです。

つけ麺は「麺大盛りでも料金一緒」というお店が多いのですが、どうしてなんでしょうね?麺の原価はかなり安いということでしょうか?

閑話休題。いただきます。

麺はとってもつけ麺らしい太めの麺です。うん、この界隈のつけ麺やさんではよく食べる味です。同じ製麺所なのかもしれませんね。

スープはちょっとピリ辛です。薄くもなく、濃すぎることまく、とてもバランスが取れた味付けだと思いました。

チャーシューは大判で柔らかく、量も満足できるものでした。おいしかったですよ。

さて総評ですが、一乗寺レベルだと「普通においしいつけ麺」かな?全国レベルだと「かなり美味しいつけ麺」だと思います。一乗寺のお店なのでどうしてもハードルが高くなってしまいますね。