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将軍塚青龍殿の紅葉ライトアップ
最近お気に入りの場所は、「将軍塚青龍電大舞台」です。ここは京都の観光名所に珍しく、物凄く人が少なく、いつでも美しい景色が独り占め状態なのです。
駐車場は無料です。結構な台数が停められます。時間を少し外せば、必ず停められそうです。
駐車場の直ぐ側の展望台です。今の時期(11月中旬、16:30頃)は、京都市街地の真上を夕日が沈んでいくのを、真正面に見ることが出来ます。
駐車場から奥に進むと、真っ先に門があり、このあたりの紅葉が最も見事です。ここまでは拝観料もありません。
大舞台に進むと、真下に南禅寺や金戒光明寺、京都大学や吉田山のあたりが真正面に見えます。
庭の奥に進み、将軍塚を横目に見ながら展望台に登ると、ここも大変絶景です。
展望台の裏には、ライトアップが始まった奥庭が上から一望できます。
暗くなってくると、だんだん外界の光がまばゆく輝き出します。このときにはぜひ大舞台に戻ってください。
このように、平日とはいえ、ほとんど人がいません。ゴージャスな時間をゆっくり楽しめますよ。
青龍堂の中は、大変趣のある能舞台風の創りになっていました。この建物は以前は北野天満宮の近所にあり、警察関係の武道場として使われていたそうです。奥には、もともと山の麓にある青蓮院門跡に収められていた、国宝の「青不動」がここで祀られています。残念ながら拝観できるのはレプリカですが、奥の宝物殿に大事に保管されているようです。
これが「将軍塚」です。別に室町時代の将軍の首が埋まっているわけではなく、京の都を護る将軍に見立てた空の甲冑が埋められているだけのようですよ。
ここは、ライトアップ時間になっても特に入替えもなく、夕方前からずっと居ることができます。ぜひ夜景が見えるころまで楽しんでくださいね。
青蓮院門跡のライトアップ
最近では最も好きな色は碧(あお)。アクセサリでも服でもついついサファイアブルーを選んでしまう私は、碧いライトアップでお馴染みの青蓮院問跡のライトアップに、ようやく行くことができました。
こちらは「粟田御所」とも呼ばれる、当時の天皇の別荘的な場所のようです。菊の御紋入りの物品が多く展示されておりました。
入ってすぐの奥の庭は、まずは間欠的に光る碧いライトで、目を見張ります。大体3分ぐらいでライトアップの光の様子が一巡していました。でも、実際にはこの庭が主人公ではなく、もっと奥の庭が本当の目玉だったのですが・・・。
有料のお茶席の部屋があり、一人500円払うと、お抹茶とお茶菓子を頂きながら、特等席で名物のお庭を眺めることができます。
これがほんまもんの名物のお庭。奥の竹やぶが青く怪しく光っているのですが、カメラの性能の問題なのか、綺麗な碧い光がうまく表現できていません・・・。
これが、別途料金500円のお茶セットです。
隣には、小倉百人一首を描いた額がずらりと掲げてありました。
この青白い光のサーチライトが、すっくと空に向かって立ち上がっています。とてもすがすがしい光でした。
残念ながら、紅葉の度合いはさっぱりでした。まだ青々してました。
12世紀におそらく親鸞の手により植えられた、という伝承のある大楠が、門の前に生えていました。